国境なき医師団

一人ひとりのご支援が、命の危機に直面している人びとを救う大きな力となります。

国境なき医師団とは?

負傷した何百ものパレスチナ人を治療するMSFスタッフ(イスラエル)
難民キャンプ近くの小児科クリニックで新型コロナウイルス感染症の対応を行うスタッフ(ギリシャ)

国境なき医師団(MSF)は、民間で非営利の医療・人道援助団体です。紛争地や自然災害の被災地、貧困地域などで危機に瀕する人びとに、独立・中立・公平な立場で緊急医療援助を届けています。
現在、世界74の国と地域で、医師や看護師をはじめ約5万2000人のスタッフが活動(2023年実績)。

国境なき医師団の最新の活動情報はこちら別窓で開きますからご確認いただけます。

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国境なき医師団の活動地・活動内容

国境なき医師団(MSF)の活動は、緊急性の高い医療ニーズに応えることを目的としています。
紛争や自然災害で命の危機にある人びとや、貧困などさまざまな理由で保健医療サービスを受けることができない人びとのいる場所。そこが国境なき医師団の活動地です。

難民キャンプ

紛争や暴力から、命からがら逃げてきた人たちが集まる難民キャンプ。MSFは、キャンプ内での診療のほか、予防接種・健康教育なども提供しています。

紛争地

紛争地では病院が破壊され、多くの負傷者が出ます。MSFは負傷者の手術など外科治療のほか、心に傷を負った人たちの心理ケアも行います。

栄養失調が繰り返される地域

栄養失調が深刻な地域に向かい、カロリーだけでなく必要な栄養が満たせる特別な栄養治療食や栄養補助食を使い、治療や予防に取り組んでいます。

自然災害の被災地

大規模な地震や洪水などの緊急事態に対応するため、48時間以内に現地に到着できるよう準備しています。医療援助に必要な薬や機材は、世界各地の倉庫に保管してあります。

途上国のへき地

紛争の危険で住民が移動できなかったり交通手段がなくて孤立している地域などでは、あらゆる手段を使って患者さんのいる場所にたどり着き、医療を届けています。

活動の収支状況

国境なき医師団の活動は、99.7%が民間からの寄付で成り立っています(2023年)。
国境なき医師団日本の2023年の総収入は130億円、総支出は127.5億円でした。
ご寄付はできる限り人道援助活動のために使う方針があり、ソーシャルミッション費(援助活動+広報活動)として定義しています。2023年のソーシャルミッション費率は81.3%でした。
詳細は2023年度版活動報告書別窓で開きますをご覧ください。

オンラインでの寄付の方法

新生児にほほえみかける国境なき医師団スタッフ(イエメン)

国境なき医師団のホームページから、エポスカードを使って「毎月の寄付」もしくは「今回の寄付」をお申し込みいただけます。
一人ひとりのご支援が、命の危機に直面している人びとを救う大きな力となります。
国境を越えて届ける医療・人道援助活動に、ぜひご協力ください。

ご寄付でできる支援の例

  • 3000円で子どものマラリア治療を40回行うことができます。
  • 5000円で重度栄養失調の子どもたちに栄養治療食(RUTF)140食を提供できます。
  • 1万円で避難民110人に3カ月間の医療を提供できます。

※数値は寄付金全額が一つの活動に充当された場合の値。実際の価格は外国為替によって変動します。

国境なき医師団への寄付(クレジットカード払い)は、税制優遇措置(寄付金控除)の対象となります。
エポスポイントでの寄付は、国境なき医師団からの領収書は発行されません。

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