もしもあなたが自由に使える1,000万円のお金をもっていたら、何に、いくら使いますか?
貯めるという答えはダメですよ(笑)思いつく限りのことを書きだしたり、スマホにメモしたりしてみてください。
友達が旅行に行ったと聞けば、自分も行きたいと思うでしょうし、同僚が買った新しい服を見たら、自分も欲しいと思うこともあるでしょう。そんなとき、「でも、お金がないし……」と、心のどこかでブレーキをかけていませんか?
節約を意識することは大切ですが、あなたが本当にやりたいことが明確なら、「やりたいことのためにお金を貯める!」という意欲も高くなるはず。
未来の年表があなたのやる気を増す!
先ほど思い浮かべてもらったあなたのやりたいことに日付を入れてみましょう。「いつ」「何に」「いくら」ということが明確になれば、未来の年表を作ることができます。その中から、本当に自分がやりたいこと、欲しいものを厳選しましょう。
<未来年表の例>
いつ |
年齢 |
何に |
いくら |
今年(2019年) |
29歳 |
資格を取る |
15万円 |
2年後(2021年) |
31歳 |
結婚式・新婚旅行 |
50万円 |
5年後(2024年) |
34歳 |
車の買い替え |
150万円 |
わからないからこそ、想像できる!
未来年表を作るときには、コツがひとつだけあります。
それは、「わからない」をやめること。
たとえば「彼氏が欲しい」「結婚したい」と思っていても、自分ひとりでは実現できません。そうすると、「結婚するか、しないかわからないから書けない」「子どもがいるかどうかわからないから、マンションを買うかどうかわからない」と、わからないことだらけになってしまいます。
でも、もともと未来はどうなるかわかりませんよね?わからないからこそ、何でも妄想(?)できるのが、人間のすごいところ。
“もしも、○○ができるのなら”という気持ちで、やりたいことを欲張りに書いてみてください。
やりたいことがたくさんある人ほど、未来年表を書きあげたときには、「この中で本当にやりたいことは何だろう?」とやりたいことの優先順位を考えて、「このために頑張って貯蓄するぞ〜!」と前向きになれるはずです。
- 監修
- 株式会社Cras 代表取締役
FPオフィス will 代表前野 彩