21万種類以上の特産品がある、ふるさと納税。特産品がもらえるし、翌年の税金は安くなるし、何より社会貢献ができる制度ですが、悩みのタネは、そのやり方。でも、一度やってみたら、「どうしてもっと早くやらなかったんだろう」と思うぐらい、とっても簡単なのです。
第1回:クリスマスケーキに、おせちまでもらえる?
第2回:ふるさと納税の簡単さは、ネットショッピング並み!?
第3回:今年の寄付は今年のうちに。シミュレーションを大活用!
第4回:おトクなだけじゃない。ふるさと納税の光と影
まず、ふるさと納税サイトを検索
ふるさと納税をする際に役立つのが、WEBサイト。EPOSNet ポイントアップサイトのたまるマーケットでは、『さとふる』『楽天ふるさと納税』『ふるぽ』などのふるさと納税サイトを、ポイントアップで利用できます。まずは、ショップサイトを訪問してみましょう。
やり方は簡単、3ステップ
ふるさと納税の方法は、とっても簡単。ネットショッピングと同じように、自治体の特産品を選んで、クレジットカード決済するだけです。
STEP1:寄付をする自治体を決める特産品と寄付金額の予算から、自治体を決めます。STEP2:必要事項を入力する住所、氏名などを入力フォームに沿って入力します。「ワンストップ特例申請書」も忘れずに申請しておきましょう。STEP3:クレジットカードで寄付をするクレジットカードの番号を入力したら、寄付は完了です。これなら手軽にふるさと納税できそうですね。
「ワンストップ特例申請書」って何?
先ほどのSTEP2に「ワンストップ特例申請書」という言葉が出てきました。この書類は、税金を安くしてもらうために必要な書類です。
ふるさと納税をして、翌年の住民税を安くしてもらうためには、本来は、確定申告が必要です。でも、次の条件をすべて満たす人が「ワンストップ特例申請書」を提出したら、自動で税金を安くすることができるのです。これならお手軽にできますね。
1. 確定申告をしない会社員である
2. 寄付をした自治体の数が1年間に5カ所以内だった
3. 寄付した翌年の1月10日必着で、申請書を返送する
この3つの条件をすべて満たせない人は、確定申告をすることで、ふるさと納税の減額制度を利用できます。その場合は、自治体から届く「寄付金控除証明書」を使って、翌年に確定申告をしてください。
ふるさと納税の「楽しさ」と「やり方」がわかったら、最後は「いくらできるか」です。実は、ふるさと納税で安くなる税金には上限があります。
次回は、ふるさと納税の目安額についてお伝えしますので、お楽しみに。
- 監修
- 株式会社Cras 代表取締役
FPオフィス will 代表前野 彩